軍港として知られた横須賀港ではクルーズ船で港内を一周する軍港めぐりが毎日運航されており、アメリカ海軍や海上自衛隊の多くの艦船を間近で見ることができます。最大の目玉の空母「ジョージ・ワシントン」は見ることができたのでしょうか?
- 横須賀基地とは
- 潜水艦から空母まで見れるかも?
- 軍港めぐりの起点は汐入桟橋
- 主として米海軍が使用する横須賀本港
- 海上自衛隊が使用する長浦港
- 横須賀本港と長浦港を結ぶ新井堀割水路
- 抽選会も実施している
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横須賀基地とは
横須賀基地は主としてアメリカ海軍が使用する横須賀本港と海上自衛隊が使用する長浦港から成り立っており、この両者を新井堀割水路が結んでいます。

1865年に徳川幕府が設置した製鉄所を基にして1871年に明治政府が造船所を設けたのが基地の基盤となっており、それ以降は1884年に横浜から鎮守府を移転させるなど軍港としての整備が進められました。佐世保・呉・舞鶴が地形に恵まれた天然の良港といった要素があったのに対し、横須賀の場合は「造船所のあった場所にいろいろと持ってきた」だったようです。
敗戦後はアメリカ軍が使用しています。このことをあらかじめ想定し、横須賀をわざと爆撃しなかったという説もあるようです。
1952年に保安庁警備隊(海自の前身)が設立され、かつての敷地を再び使用することになりました。海上自衛隊の基地として最大規模を誇りますがそのほとんどを在日米軍が使用しており、日本側が使用しているのは全ての敷地の3割程度です。
潜水艦から空母まで見れるかも?
横須賀基地では横須賀本港と長浦港を巡って基地内を約45分で一周するクルーズ船が運行されており、アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができます。日本の軍港としては最大規模であるため利用している船の種類が多く、また海外から様々な船が寄港します。
博物館ではなく稼働中の軍事基地であるため、どの艦が停泊しているかは当日にならないと分かりません。しかし運が良ければ潜水艦から空母まで見ることが可能で、軍港めぐりをやっているどの基地よりも多くの艦船を見ることができるようです。
「性能のいい機械は見た目も美しい」と私は常日頃思っており、その中でも特に性能が大切な軍艦や軍用機はその傾向が一層強いように思います。お盆休みの一日を使って久しぶりに軍艦を見に行ってきました。
軍港めぐりの起点は汐入桟橋

軍港巡りクルーズの起点となる汐入桟橋は京浜急行線汐入駅から徒歩約5分、横須賀線横須賀駅からは徒歩約15分という場所に位置しています。

運が良ければ赤線を引いた「12号パース」に係留されているアメリカ海軍第7艦隊の空母「ジョージ・ワシントン」を見ることができます。

以前に来た時には海上自衛隊史上最大とされるヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が桟橋から見えたのですが、今回はそうはいきませんでした。

クルーズに使用される船は1階客室は空調の効いており、2階デッキはむき出し状態で雨や直射日光を避ける屋根が設けられています。どちらかというと右舷の方が良く見える時間が長かったように思います。
主として米海軍が使用する横須賀本港

まず右側に海上自衛隊の潜水艦が停泊しています。海上自衛隊潜水艦部隊の司令部は米軍基地の中にあるため、潜水艦だけはアメリカ海軍の施設内に係留されています。乗組員が船体にホースで水をかけており、これが何のためにやっているのかはよくわかりませんでした。

左手のミサイル護衛艦「きりしま」はアメリカ海軍以外で初めて保有されたイージス艦です。



ここからしばらくは右手にアメリカ海軍のイージス艦が続きます。

「12号パース」に来ましたが、空母「ジョージ・ワシントン」はこの日は不在でした。



空母が停泊中はこのようになります。(写真は横須賀基地所属だった時のロナルド・レーガンで、2019年5月です。)

その代わりに原子力潜水艦ミズーリが乗組員の休養や物資の補給などを目的に入港しており、12号パースに係留されていました。

こちらは船が帯びている磁力を消すための消磁所です。鋼鉄製の船は地磁気の影響でどうしても磁力を帯びてしまい、放置していると機雷に反応してしまう可能性があるため、こちらで逆向きの磁気をあててうち消します。

沖合には貨物弾薬補給艦リチャードEバード(多分)が停泊していました。

天気が良ければこの辺りからでも東京スカイツリーが見えます。(この日は見えなかった)
当ブログの乗り物ネタ(記事は下に続きます)
海上自衛隊が使用する長浦港
長浦港にはいると海上自衛隊の艦船が停泊しています。

潜水艦救難艦「ちよだ」は海中で遭難・浮上不能になった潜水艦の乗員救助を目的としており、必要があれば外国まで救援に向かえるようになっています。

潜水艦が三隻横並びで係留されているのは大変に珍しいそうです。

右が護衛艦「たかなみ」で、かつてタモリ倶楽部に登場してタモリが乗艦したのがこちらだったと思います。左は掃海母艦「うらが」で掃海作戦時の司令塔となり、また燃料や物資の補給を行います。

海洋観測艦「しょうなん」は海底地形や底質・磁気雑音などの自然環境のデータを収集します。これらのデータは対潜水艦作戦で重要であるようです。

奥に係留されている掃海艇「ちちじま」は機雷の除去を任務としています。

海洋観測艦「にちなん」も海中のデータ収集を行っています。
横須賀本港と長浦港を結ぶ新井堀割水路

右手の島はもともとは本土とつながった半島でしたが、横須賀本港と長浦港の往来の便のために新井堀割水路が掘削されたことにより島となりました。

特務艇「はしだて」(左)は賓客の接待や諸外国の将校団との会議・会食、マスコミやメディア関係者との懇親会等に使用されます。この船だけは非武装で、船体が白いのはすぐに病院船に転用できるようにということだそうです。(右は今となっては不明)

右から護衛艦「ゆうぎり」・イージス艦「まや」ステルス護衛艦「くまの」・護衛艦「あまぎり」です。
抽選会も実施している

軍港めぐりではチケットナンバーの下3桁を利用して抽選会も実施しています。

何と当選していました。

商品はバッジ・レギュラーコーヒー・チョコレートでした。
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