久しぶりにサンライズ瀬戸に乗って香川を旅してきました。「10時打ち」のサービスがいつの間にか終了していていましたが、何とか個室のチケットを確保できました。シングル下段からは何が見えるのでしょうか。
- また香川へ行こうと思ったきっかけとは
- どうにか確保した個室は左側の下段
- サンライズ瀬戸の下段からは何が見えるのか?
- 茶屋町を過ぎると何も見えなくなる
- 朝の瀬戸内海の風景を満喫した
- 久しぶりに本場の讃岐うどんを満喫しようと思う
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また香川へ行こうと思ったきっかけとは
私がサンライズ瀬戸・出雲を利用する場合はいつも東京駅を水曜の夜に出発する列車に乗っています。木曜日と金曜日を現地で過ごし、土曜日に東京に戻るのが私のスケジュール的にも、また香川の主要なうどん屋の定休日の関係でも都合がいいのです。
今年は3月20日(木)が祝日であり、休前日の3月19日(水)なら琴平行のサンライズ瀬戸に乗車が可能です。快適な個室寝台をより長く楽しめることができることに加え、高松ではなく琴平を拠点とすればこれまで行けなかったような店にも行くことが出来そうです。
しかし知らない間に「10時打ち」のサービスが終了していてチケットを入手できませんでした。
既に気持ちが完全にうどん食べ歩きで固まってしまっていたためそのままではすみません。JR西日本ネット予約サービス「e5489」の会員となって再度挑戦し、何とか4月2日発のチケットを入手することができました。
このあたりのいきさつと「e5489」についてはコチラ
〖10時打ち廃止!〗サンライズ瀬戸・出雲のチケットの買い方と楽しみ方を全部まとめた - 「我が道」を究めたい!
どうにか確保した個室は左側の下段
後半に大山・中海・宍道湖と見どころが続くサンライズ出雲では進行方向右手、朝日の中で瀬戸大橋を渡るサンライズ瀬戸では進行方向左手上段がいいと思っています。窓口でそれほど苦労せずにチケットを取れていた時は職員に都度希望を言っていたのですが、「e5489」では禁煙か喫煙のどちらかしか選ぶことができません。
確保した「2号車6番」というのは左側の下段で、狙っていた上段ではありませんでしたが贅沢は言えません。
サンライズに乗るために東京駅の9番ホームに上がるときはいつも心躍るものを感じます。
入線してきたのは21時26分ごろだったと思います。単純に「最寄り」ということだけを考えれば横浜駅が自宅から一番近いのですが、始発駅でなければこの時の興奮は味わえないでしょう。
「2号車6番」はホーム上からは足下になります。
室内からはこんな感じなので、カメラを構える時は注意しなければなりません。
これまで乗ってきたサンライズ瀬戸(記事は下に続きます)
サンライズ瀬戸の下段からは何が見えるのか?
現在のJRを代表する人気列車だけあって、車内アナウンスによればサンライズ瀬戸・出雲共に完全な満席でした。いつもと違って子連れのファミリー層が多かったのはまだ春休み期間中だったからでしょうか。
夜明けまでは右も左も、上段も下段も関係ありません。最初の頃は車内の探検をしていたものですが、9回目となればそんなことをせずにさっさと飲み始めてしまいます。今回は丹那トンネルをくぐる前に寝てしまうつもりです。
日栄軒についてはコチラ
日栄軒の人気メニュー「穴子天そば」「天ぷらそば」の凄さを徹底紹介 - 全国のうどんを制覇したい!
この時間の横浜駅は通勤客でまだ混雑しているはずですが、2号車でホームの端に停車したため閑散としていました。
小田原駅手前の酒匂川を渡っている途中に「お休み放送」が流れ、しばらくすると熱海駅です。
長時間停車しているようなので、ホームの様子を覗いてみました。沼津までは覚えているのですがその後の記憶がなく、どうやら富士駅に着く前に寝たようです。
茶屋町を過ぎると何も見えなくなる
目が覚めた時に外はまだ暗く、空が白み始めたのは姫路駅を発車後です。
山の端から太陽が顔を出したのは瀬戸駅を通過した頃で、「おはよう放送」は6時8分頃でした。
旭川を渡ればいよいよ岡山です。
6時27分に岡山駅に到着すると瀬戸と出雲の切り離しを行います。
作業の様子を見るために多くの乗客がいつも集まりますが、瀬戸は切り離しが終了したらすぐに発車してしまうので見物もほどほどにする必要があります。
切り離しを終えたサンライズ瀬戸は山陽新幹線の高架橋をくぐっていよいよ瀬戸大橋線に入りました。
瀬戸大橋線の中で茶屋町までの宇野線区間は基本的に単線であり、田園風景の中をゆったりと進みます。目線が低く地面に違い分だけ下段の方が車窓に迫力があるかもしれません。
茶屋町を過ぎてからの本四備讃線は新幹線を通せるほどの高規格路線であり、サンライズは一転してスピードアップします。しかしその分だけ防音壁も高くなり、下段からは何も見えなくなります。
児島駅では上段なら海が見えているのですが、下段からはホームしか見えません。
朝の瀬戸内海の風景を満喫した
瀬戸大橋線に入ると外が見えなくなることは既に知っていましたが、岡山で上段の客が何人か下車するものなので、この区間だけは空いた個室から外を見るつもりでした。
しかし今回は誰も降りなかったため、こうなったら我慢するしかありません。
鷲羽山をくぐる長いトンネルを抜けるといよいよ瀬戸大橋です。
橋の上は防音壁がなく、下段でも朝の瀬戸内海の風景を満喫することができます。
当初予定していた3月19日発なら橋の上で日の出を迎えることができたはずなのですが、2週間遅れた分だけ日が高くなっています。
島の上を通過中は再び防音壁に前をふさがれてしまいました。
高さが低い分だけ海面は良く見えます。
いつもなら橋の下を通過中の船があるものですが、今回は一隻も見ることができませんでした。
久しぶりに本場の讃岐うどんを満喫しようと思う
四国に入ると香川県の象徴である讃岐富士(飯野山)が見えてきます。進行方向右手からしか見えないとばかり思っていたのですが、左手からも見える瞬間がありました。(ここだけラウンジから撮影しています。)
讃岐うどんを代表する人気店「うどん一福」が見えてきたら高松駅はもうすぐです。
うどん一福についてはコチラ
うどん一福のメニュー シルクのような口当たりのグミ系うどん - 全国のうどんを制覇したい!
JR四国特有な形状の特急列車を見ると高松に来たことを実感します。
かつて駅構内にあった伝説の店「連絡船うどん」の跡地は新たな商業施設となっていました。これまでの駅構内にはなかった規模のもので、こちらで四国四県の名物を全て入手可能です。
車内でたっぷり寝て無事に高松に到着できたので、久しぶりに本場の讃岐うどんを満喫しようと思います。うどんの味も分からなくなるくらいの暑さだった昨年夏に比べ、今回はじっくりと味わうことができそうです。