今回は幕張メッセで開催された乃木坂46の「22ndシングル発売記念」全国握手会のレポをご紹介します。長らくグループを支えてきた一期生の相次ぐ卒業に驚かされた22枚目シングルですが、土壇場になって衛藤美彩の卒業発表という私にとってとんでもないニュースが飛び込んできました。
- 紅白で披露されロングヒットとなった22枚目シングル
- 卒業発表が相次いで異例の展開となった
- 何と衛藤美彩まで卒業してしまう
- 今回はミニライブをパスすることにした
- 最も注意しなければならない問題はトイレ(それも大)
- 1ホールに直接行ってみた
- 落ち着いた雰囲気に仕上がっていた衛藤
- 綺麗なお姉さんだった松村沙友理
- 次回からは通常モードに戻したい
紅白で披露されロングヒットとなった22枚目シングル
今回の握手会は昨年の紅白歌合戦でも披露され、ロングヒット曲となっている22枚目シングル「帰り道は遠回りしたくなる」の発売記念イベントです。
乃木坂46の握手会は「全国握手会」と「個別握手会」の2種類あり、全国握手会はDVD付のシングルに封入されている「全国イベント参加券」があれば参加できます。
まずミニライブでCDの収録曲を中心とした楽曲が披露され、その後握手会に移行するのですが、ミニライブと握手会がそれぞれ別イベントとしてカウントされますので、両方に参加する場合最低2枚の券が必要です。
卒業発表が相次いで異例の展開となった
「帰り道は遠回りしたくなる」は昨年いっぱいでグループから卒業することを発表した西野七瀬のために書かれたものですが(卒コンは2月)、10月1日には若月佑美、10月5日には能條愛未とグループ結成から活動してきた一期生が相次いで卒業発表しました。
西野と若月が見つめあいながらくるくる回るシーンが振り付けの最大の見せ場ですが、若月卒業後はここが秋元真夏に変わり、収録曲をファンに披露する全握のミニライブ時にはセンターの西野もいなくなるという異例の展開です。
発売日の渋谷TSUTAYA1階は完全に乃木坂一色でした。
こちらでは乃木坂46の新曲に関しては希望のバージョンと枚数をレジで店員に伝えるという仕組みとなっており、「帰り道は遠回りしたくなるA・B・Dを1枚ずつ」とレジで店員に伝えなくてはなりません。(おっさんにはこれが何とも恥ずかしい)
店内では「乃木展」が開催されており、これまでの名場面の写真や西野・若月・能條が実際に着用した衣裳、ミュージックビデオ内で西野が描いた絵の原画が展示されていました。
これを見てグループとしての大きな転機がきたという感慨に浸ったのですが、この程度では済みませんでした。
CD発売直後の11月22日には同じ一期生の川後陽菜が卒業発表しますが、能條が卒業するなら川後もそろそろかなということである程度予想はつきます。しかし年が明けて2月になり、全く予想もしなかったニュースが飛び込んできました。
何と衛藤美彩まで卒業してしまう
2月14日の夜、パソコン作業をしていた私は何気なく見たYHAOOニュースに「衛藤美彩卒業を発表」という見出しがあることに気付き愕然としました。
「みさ先輩」と呼ばれる衛藤を私がはっきりと知ったのは2014年9月15日放送のテレビ東京「乃木坂ってどこ?」においてで、生駒里奈のキャッチボールの相手として登場した衛藤を見て「こんな子がいたんだ!」と思ったことをいまでも覚えています。(グループ結成以来干され続けていた衛藤もこの頃には既に選抜入りするようになっていましたが、時系列がぐちゃぐちゃになっていてなぜかこれ以前の記憶が私には全くない)それ以来テレビの歌番組に乃木坂が出演する際には衛藤がどこにいるかまず探すようになり、遂には全国握手会の行列に並ぶようになりました。
そんな衛藤が3月末でグループを卒業してしまいます。東京のファンにとっては今回の握手会が「衛藤美彩(乃木坂46)」を直接見る最後の機会ということになり、これは行かないわけにはいきません。(3月19日の卒コンは1次先行・2次先行共に外れてしまい、この時点ではチケットを確保するめどが立っていない)
今回はミニライブをパスすることにした
予定ではミニライブが11:00~12:00で握手会が13:00開始となっており、握手会のレーンは以下の通りとなっています。今回が最後で混雑が必至の衛藤レーンは初参加の4期生とともに別会場で、白石・齋藤飛鳥・衛藤の3名については14時をもって握手会の受付を終了すると予告されています。
【9~11ホール】全22レーン
●第1レーン:白石麻衣
●第2レーン:齋藤飛鳥
●第3レーン:秋元真夏
●第4レーン:山下美月
●第5レーン:与田祐希
●第6レーン:桜井玲香
●第7レーン:高山一実
●第8レーン:松村沙友理
●第9レーン:梅澤美波
●第10レーン:星野みなみ
●第11レーン:堀未央奈
●第12レーン:伊藤かりん・久保史緒里
●第13レーン:伊藤純奈・大園桃子
●第14レーン:新内眞衣・和田まあや
●第15レーン:北野日奈子・阪口珠美
●第16レーン:鈴木絢音・吉田綾乃クリスティー
●第17レーン:伊藤理々杏・中村麗乃
●第18レーン:寺田蘭世・山崎怜奈
●第19レーン:斉藤優里・渡辺みり愛
●第20レーン:中田花奈・樋口日奈
●第21レーン:岩本蓮加・向井葉月
●第22レーン:佐々木琴子・佐藤楓
【1ホール】全5レーン
●第23レーン:衛藤美彩
●第24レーン:柴田柚菜・清宮レイ・田村真佑
●第25レーン:遠藤さくら・金川紗耶・早川聖来
●第26レーン:掛橋沙耶香・北川悠理・矢久保美緒
●第27レーン:賀喜遥香・筒井あやめ
衛藤の最後の握手会ということで、いつものようにミニライブ終了後に握手会の列に並んだのでは14時の受付終了までに会場入りできない恐れがあります。ミニライブと握手2回ということでイベント参加権は3枚用意していましたが、今回はミニライブをパスして朝一から1ホールで並ぶことにしました。第23レーンで握手が終わったら9~11ホールに移動し、その場の状況に応じて第8・第14・第18レーンのどれかに並ぶという作戦です。
効率だけを考えれば同じ1ホールの別レーンということになりますが、4期生にはまだ全く興味がありません。
最も注意しなければならない問題はトイレ(それも大)
握手会で最も注意しなければならない問題はトイレ(それも大)です。幕張メッセ内の男性用トイレはどこも大の方に長蛇の列ができていましたが、トイレに行っている間に行列が進んで荷物が取り残されるという事例も散見され、やはり海浜幕張駅の段階までに済ませておく必要があります。
駅構内のトイレは例によって大行列ができていました。
前回発見したガード下の千葉市公衆トイレは今回も空いており、こちらを利用することをお勧めします。
1ホールに直接行ってみた
「ミニライブをご観覧せず、衛藤美彩及び4期生との握手会を希望される方は、1ホールまでお越しください」ということだったのでミニライブ会場の9~11ホールは素通りしましたが、始発できたにもかかわらず前回以上の混み方となっていました。
この日は米津玄師のイベントも開催されており、それ以外にゲーム関係のイベントもあって館内が混沌としています。
1ホール前までたどり着いてみるとまさかの光景です。ひょっとすると一番乗りかと一瞬だけ胸ときめかせましたがどうにも様子がおかしく、打ち合わせをしているスタッフに聞いてみると「この先の階段を降りたところで並んでもらっています」とのこと。
「ふざけんな!」と思いつつ慌てて移動すると階段下に既に列ができていましたが、これくらいならまだ大したことはないと思われます。(ちなみに7:40頃です。)
その後スタッフの誘導で1ホールの近くへ移動して待機します。
最終的にホール内に入ることができたのは10時頃だったと思います。一番奥に隙間なく詰め込まれているのが衛藤レーンで、手前のスカスカの列が4期生レーンです。
13時の握手会スタート時点で行列はこのようになっていましたが、私はこの中で前から3分の1くらいの場所にいました。衛藤の列に比べれば4期生レーンはスカスカで、列の長さとしては第24>第25>第26>第27だったように思います。こういうものはやはり若ければいいというものではないのでしょう。
落ち着いた雰囲気に仕上がっていた衛藤
ちょうど1ホール前で待機している時に「衛藤が体調不良でミニライブ欠席」という一報が流れ、周囲から悲鳴が上がりました。握手会も欠席になるのではないかと場内でアナウンスが流れるたびにはらはらしましたが、こちらの方は問題なく実施されました。
握手会の行列といえば前回のこの光景が強烈に印象に残っています。スマホを見てみると今回も同じ状況になっているようで、握手会エリアへの入場が締め切られる16時までに9~11ホールへ移動するためには一刻も早く衛藤の握手を終わらせたいものです。
しかしサクサクと流れていくものの並んでいる人数も多く、比較的前の方に並んでいたにもかかわらず15時を過ぎてもまだ順番になりません。同じ1ホール内の4期生の列に並ぶことも考えましたが、3枚あるイベント参加権の内2枚を衛藤に出し、握手を終えたら残った1枚を持ってダメもとで9~11ホールへ向かうことにしました。
まとめ出しをする場合はスタッフが枚数を確認します。こんなところにもグループのイメージカラーである紫にこだわっていることに感心しました。
今回の衛藤はこれまでの2回とは違い、落ち着いた雰囲気に仕上がっていました。
「卒業してもライブやってください。今回チケットとれそうもない。」
「そうねぇ~。できたらねぇ~」
2枚ではこれが精一杯です。
ちなみにすべての握手を終えた後のあいさつで衛藤は「外れた人のために卒コンの円盤化」を訴えたそうですが、同じことを言った人が多かったのかもしれません。
綺麗なお姉さんだった松村沙友理
衛藤の握手を終えて1ホールを出たのが15:10頃。
心配していた9~11ホール周辺の行列はこの頃には全て解消しており、すんなりと入場することができました。しかしホール内は広大なスペースを大勢の人が埋め尽くしたいつもの光景となっており、ひんやりしていた1ホールと違って立っているだけで汗が滴り落ちます。
各レーンの列もぐちゃぐちゃでどこが長くどこか短いのか全く分からず、判断に困った私は単純に一番興味があった松村沙友理の第8レーンに並びました。
第8レーンの行列は最終的にこのようになっていました。
「あと最低5年は続けてください」
「頑張りまっちゅーん」
ちなみに私の前は4人連続で「さゆりんごパンチ」でした。
テレビでいつも見せているようなはじけた感じではなく、普段は真面目な人なんだろうと思います。ちらちらと見えた第7レーンの高山一実もそうでしたが、乃木坂の中ではどちらかというとバラエティー色の強い2人がテレビで見る以上に綺麗なお姉さんだったことが驚きです。
握手を終えたのがちょうど18時で、外はすでに暗くなっていました。
次回からは通常モードに戻したい
今回はミニライブをパスして握手会に直接並びましたが、ネットで見るとミニライブは見どころの多い楽しいイベントだったようで、次回からは通常モードに戻したいと思います。
しかし徹夜組の増加などのより混雑は回を重ねるごとに激しさを増す一方で、全国握手会という形式についてはそろそろ再検討が必要なのかもしれません。