今回は幕張メッセで開催された乃木坂46の「21stシングル発売記念」全国握手会のレポをご紹介します。前回の握手会に初めて参加して事前の予想以上に楽しめたことに味を占め、今回再び参加してみました。前回の衛藤美彩に加えて今回は伊藤かりんと若月佑美のレーンにも並ぼうとしたのですが、途中でこれまで見たことのないような衝撃的光景を目撃することになります。
- ソニーがちょっとだけ冒険した21枚目シングル
- 衛藤レーンに加えてもう一カ所並んでみようと思った
- 前から気になっていた伊藤かりん
- 海浜幕張駅には穴場のトイレがあった
- 始発で着いてもすごかったミニライブへの行列
- 鈴木絢音のフレッシュさが印象的だったミニライブ
- 握手会への行列で目撃した衝撃的光景
- 衛藤・かりん・若月のレポ
- まだまだ興味深いメンバーは数多くいる
ソニーがちょっとだけ冒険した21枚目シングル
21枚目のシングル「ジコチューで行こう!」はこれまでとは一味違った内容となっていました。乃木坂46のシングル表題曲はどちらかというと無難で置きに行ったような曲が多いのですが、「ジコチューで行こう!」は歌詞といい振り付けといいソニーがちょっとだけ冒険をしたような曲だと思っています。
歌詞は欅坂46の「不協和音」そのものといってもよい内容ですが、あのおどろおどろしい世界が乃木坂だとこんなにも爽やかになるのかと感心したものです。
売れに売れた「シンクロニシティー」の次ということもあってやや苦戦しているようですが、出だしは悪くても長く売れ続けるのが齋藤飛鳥センター曲の特徴であり、最終的には前作並みになるのではないかと思っています。
衛藤レーンに加えてもう一カ所並んでみようと思った
乃木坂46の握手会は「全国握手会」と「個別握手会」の2種類あり、全国握手会はDVD付のシングルに封入されている「全国イベント参加券」があれば参加できます。まずミニライブでCDの収録曲を中心とした楽曲が披露され、その後握手会に移行するのですが、ミニライブと握手会がそれぞれ別イベントとしてカウントされますので、両方に参加する場合最低2枚の券が必要です。
発作的な思い付きで参加した前回の握手会では衛藤美彩のレーンに並びましたが、訳がわからないうちに剥がしにあうという結果に終わりました。
今回はそのリベンジで再び衛藤レーンに並ぶのはもちろんですが、それに加えてもう一カ所並んでみようと思っていました。11レーンの伊藤かりん・若月佑美と16レーンの新内眞衣・向井葉月のどちらにしようか迷いましたが、以前から気になる存在であった伊藤かりんのいる11レーンに並ぶことにします。
そのためにはCDを3枚購入する必要があります。発売日に渋谷のTSUTAYAでCDを購入しましたが、何とこちらでは希望のバージョンと枚数をレジで店員に伝えるという仕組みとなっており、「ジコチューで行こうA・B・Cを1枚ずつ」と言うのは本屋のレジにフランス書院の小説を出すような気分でした。
前から気になっていた伊藤かりん
伊藤かりんはグループ結成の2年後の平成25年に2期生として加入したメンバーで、「有能」という形容詞が付けられるほどの自己プロデュースのうまさには以前から注目していました。
アイドルとしては珍しく将棋を趣味としており、かなり以前から番組企画などでも将棋の話ばかりしていたと記憶しています。平成26年に雑誌「将棋世界」で連載が始まると翌27年には持ち前のトーク力が評価されてNHK「将棋フォーカス」のMCに抜擢され、これは現在まで継続しています。
平成28年に天才棋士藤井聡太四段がプロデビューすると世の中は空前の将棋ブームになり、そうなると将棋好きを公言するアイドルも出現するようになりますが、この頃には先駆者であるつるの剛士と伊藤かりんによる市場の寡占状態が確立されており、今頃になって参入しようとした新参者は哀れにも全てはじき出されてしまったようです。
その他にも大食いやディズニーキャラクター収集に関してもことごとく仕事にまで結び付けており、「NHKにレギュラーあり、ゴールデンタイムの人気番組単独出演歴多数、大手生命保険会社単独CM獲得、しかしグループでの選抜入りはゼロ」という何とも気になるメンバーです。
海浜幕張駅には穴場のトイレがあった
数万人の人が一カ所に集まり数時間の行列に耐えねばならない握手会の場合、トイレ(特に大の方)が問題になります。できれば現地に到着前に済ましてしまいたかったのですがこればっかりは生理現象であるため意のままになるものではなく、前回同様に最寄りの海浜幕張駅に到着してしまいました。
やはり今回も男性用トイレに行列ができています。
これに並んでしまうと30分くらいかかることになるのでどうするか考慮中、何やら気になる掲示物を発見しました。
ここはほとんど行列もなく、完全に穴場のトイレのようです。ただし紙がなかったので注意してください。(荷物の中にたまたまティッシュが入っていて本当に助かった)
始発で着いてもすごかったミニライブへの行列
全国握手会ではグッヅ販売やポスター・生写真の交換会もやっており、ミニライブや握手会よりもこちらに参加するという人もかなりの数になるようです。
ミニライブ参加するためにはとにかく現地に早く着いて行列に加わることが大切であることを前回痛感していたため今回は始発に乗り、会場入りしたのは7時半ごろです。
この時には既に大変な行列ができていました。(上段がグッズ販売、下段がミニライブ)グッズの販売開始は12時からと聞いていましたが、朝一から行列ができているのは驚きです。
とにかく最後尾を見つけて自分も並ばなければなりません。
自分の後ろにも次々と人が並んでいき、落ち着いて周囲を見回すとスペースというスペースは全て人で埋め尽くされていました。(体力の消耗を最小限にとどめるために折りたたみ椅子は必須です)
9時になると列が動き始め、10時頃に会場入りすることができました。
G-4ブロックとは前から2番目で最も右寄りのブロックです。前回はステージが全く見えずモニターを見るにも背伸びをしなければならないというなんとももどかしいライブでしたが、今回はどうやらステージは見えそうです。
結局ミニライブへの行列はこのようなものでした。
鈴木絢音のフレッシュさが印象的だったミニライブ
11時15分ごろにミニライブがスタートしましたが、実際にはメンバーの胸から上が豆粒のように見えるだけで、モニターが頼りというのは前回と同様です。しかしたとえ小さくても直接見えるというのは気分的に全然違うものでした。
21枚目のシングルA・B・C・Dの各タイプに収録されている曲が披露され、その合間にMCとして先日終了したばかりの全国ツアーの様々な思い出話が紹介されていきます。秋元真夏が仕切り役となって指名していきますが、新内、若月、生田、齋藤飛鳥といった超選抜の強者に混じって今回初選抜だった鈴木絢音のフレッシュさが印象的でした。
握手会への行列で目撃した衝撃的光景
12時にミニライブが終わると一旦会場の外に出て、今度は握手会の列に並ばなければなりません。
今回はその途中でポスター・生写真交換会の横を通るという導線となっていました。
スタッフの声による誘導だけが頼りという危なっかしさはあったものの、どうやら最後尾にたどり着けたようです。
先頭部分の様子が見えます。ここにたどり着くまでにどのくらい時間がかかるのでしょうか。
列が進むと何やら嫌なものが見えてきました。
今まで見たことのない衝撃的な光景が広がっています。「これ見て帰っちゃう人がいるんじゃないか?」と周囲でささやかれていました。
当初は驚かされたものの途中から意外なほどサクサク進み、握手会場入りしたのは14時30分です。
衛藤・かりん・若月のレポ
今回は白石、西野、斎藤飛鳥、生田、与田、山下、衛藤、秋元、堀の9名がソロレーン、それ以外のメンバーが2名1組のペアレーンとなっており、衛藤は7レーンでかりん・若月は11レーンです。
握手会の行列は最終的にこのようになっていました。
まず7レーンに並び、最終的に握手ができたのが16時5分です。(途中30分の休憩が入った)
「長く活躍できるよう頑張ってください」と声をかけると衛藤からは「ありがとうございます。また来てください」と返事がありましたが、とにかく半端ない色気を感じさせられました。
次に並んだかりん・若月の11レーンも両隣と比べると行列は長い方だったと思います。ブースに入る直前にスタッフから向けポケットに刺していたボールペンを抜いてくれと言われ、急いでカバンに入れたりしているうちにすっかり前との間隔が空いてしまい、あわてて飛び込んだ結果どちらに対しても「頑張ってください」くらいしか言えませんでした。
伊藤かりんはテレビで見せる天真爛漫な姿そのままだったと思います。
若月佑美はクールでボーイッシュな外観とは裏腹にバラエティー番組で無茶ぶりされた時の表情に特徴がありますが、「また来てくださいね」というときのいらずらっぽい笑顔には魅かれるものがありました。今後注目してみたいと思います。
最終的に会場を出たのは16時55分です。
(※若月は10月1日付のブログでグループからの卒業を発表しました。これから注目しようと思っていた矢先だけに残念です。)
(※※2月14日には衛藤が、そして3月22日には伊藤かりんが卒業発表しました。私が全握で並んだメンバーが次々と卒業発表するというのは何とも辛いものがあります。)
まだまだ興味深いメンバーは数多くいる
今回3名のメンバーと直接会うことができましたが、ほんの一瞬であってもテレビでは伝わらない魅力を感じることができたように思います。グループの層が厚いのが乃木坂46の最大の強みで、この3名以外にも興味深いメンバーは数多く存在しています。次回はまた別のメンバーのレーンに並んでみようかと思っています。