「我が道」を究めたい!

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〖前面展望〗叡山電車の「もみじのトンネル」と見ごろだった紅葉

京都の叡山電車には「もみじのトンネル」と呼ばれる区間があり、紅葉が見頃のタイミングで乗車してきました。そそり立つ赤や黄色の壁の間を2両編成の電車がトコトコ走る光景は京都の奥深さそのもので、紅葉で埋め尽くされた車窓は圧巻でした。

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京都の奥深さを感じさせられる叡山電車

叡山電車は京都の北東部で運営されている京阪グループの鉄道会社です。比叡山延暦寺に向かう叡山本線と鞍馬に向かう鞍馬線の2路線で構成されており、「京都の奥座敷」と呼ばれる洛北エリアを巡る際に誠に便利な存在となっています。

関西は「私鉄王国」と呼ばれており、その中でも京都には近鉄・阪急・京阪の3社が乗り入れています。新幹線と同じ標準軌の線路の上を長い編成の電車が高速でガンガン疾走するのが当たり前の地域で、2両編成の電車がトコトコ走る光景は京都の奥深さを感じさせてくれます。

叡山電車出町柳駅

車社会の到来とともに乗客数の減少が続いて経営は相当厳しかったようですが、京阪線が延伸して出町柳駅叡山電車に連絡するようになったことで状況は激変しました。訪日観光客の増大の効果もあって乗客数は爆発的に増え、現在では単年度の収支では黒字を出せるまでになっているようです。

「もみじのトンネル」を通ってみた

鞍馬線市原駅~二の瀬駅間には「もみじのトンネル」と呼ばれる区間があります。約250mの区間におよそ280本のイロハモミジ・オオモミジが密集しており、紅葉が見頃になるとそそり立つ赤や黄色の壁の間を電車が抜けていくような状況になります。そのためこの区間では車窓が紅葉で埋め尽くされるため、まさにもみじのトンネルを抜けているような感覚になるのです。

せっかく紅葉が見頃の時期に京都へ行くのですからもみじのトンネルも体験したいものですし、その際は先頭車両で前面展望の動画も撮影したいと思っていました。しかし土曜日ですから相当な混雑が予想され、そうなると動画撮影どころじゃなくなることも十分に考えられます。(11月末には混雑による乗客の積み残しが発生したらしい。)

それを回避するには早い時間帯の電車に乗るしかありません。出町柳駅を7時2分発の電車に乗ったところさすがにまだ車内はガラガラで、運転席の後ろに張り付いていたのは私だけでした。

市原駅でドアが閉まると同時に動画の撮影を始めます。

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朝早い時間帯だったので太陽の位置がまだ低く、山の影になっていて全体的に映像が少々暗くなってしまったのが残念です。それでも「もみじのトンネル」と呼ばれる理由がお分かりいただけるのではないかと思います。(PCの画面で見て頂きますともう少し明るいです。)

個性的な鉄道

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900系「きらら」という展望電車

出町柳駅のきらら

叡山電車では900系という展望列車が運行されています。

きららの内部

「紅葉を観るために乗りに来ていただく車両」がコンセプトで、乗客が紅葉を十分に楽しめるよう車体の上半分のほとんどがガラスで構成されています。その結果として車体が水晶のようにきらめくことから、「きらら」という愛称で親しまれています。

外向きに設けられた座席

座席は一両につき29席とゆったりとしており、中央部分の8席が外向きになっています。全て自由席で特別料金は発生せず、運賃のみで乗車できます。

「きらら」でもみじのトンネルを通った

貴船口駅のきらら

貴船口から出町柳に戻る際、たまたま「きらら」に乗車することができました。乗客が紅葉を十分に楽しめるように開発された車両で帰りのもみじのトンネルに突入します。

車窓の明るい紅葉

車窓の明るい紅葉

お昼前だったので太陽の位置が高く、そのおかげで十分すぎるほど明るい紅葉を楽しめました。

一面の黄色

一面の赤

車両の側面がほぼ窓であり、それが一面の赤や黄色で埋め尽くされるのは圧巻です。

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